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今回はロシア製カメラのLOMO(ロモ) LC-Aです。そのチープな作りと写りからトイカメラ扱いに成っていますが、自動露出付きの35mm判コンパクトカメラで発売は1983年と古く、1991年のソビエト崩壊から数年間生産してました。その後1995~2005年まで、一部機構の省略と簡素化されたウィーンバージョン(ファインダーのシャッターにロモボーイのイラスト入り)として再生産されました。2006年からは中国製として発売され、初期の物にはロシア製レンズが使われていましたが、2007年にはレンズも中国製に成りました。他にも色々な生産工程の変化や不良品の再生とかに部品が使われ複雑に成っています。


lomo_lca-01.jpg
僕の持っているLC-Aは、昨年デッドストックの新品をロシアから購入しましたが、長年どこかの倉庫か店の片隅に眠っていたのか、レンズ内に白いクモの巣のモヤモヤしたカビが少し生えていました。暫くはこのままで使っていたのですが、今と成っては貴重なロシア製レンズ(MINITAR1)なので掃除をしてみます。
※素人作業なので、この記事を参考に分解や改造等による全ての結果において責任は取れませんので必ず「自己責任」でお願いします。
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それにしても、美しいコーティングですね。。。


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レンズを分解するには、レンズ周りのカバーを固定している4ヶ所のネジを外します。


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レンズの淵にあるプレート類のビスを外すとレンズを固定しているカニ目の溝が表れました。


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レンズに傷が付かないようにマスキングテープを何枚か重ねて保護します。


レンズを外すには専用工具の「カニ目回し」が有るのですが、高額なので僕の場合は手持ちの安いラジオペンチの先端を削って溝に合うようにしました。
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ラジペンの先端を溝に合せて回すと簡単に外れました。


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後の2種類のレンズは普通にはまっているだけなので、ピンセットなどを使ってレンズ周りの淵を持って抜き取ります。


ここまでの3枚のレンズは簡単に外す事ができました。1,2枚目のレンズは綺麗でしたが3枚目の内側に少しカビが生えていました。
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4枚目のレンズですが、このレンズのカビが一番酷かったです。
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このレンズを外すには摘む所が無いので、割り箸の先端に両面テープを巻いて粘着させて引き抜きました。


自作カニ目回しの先端にカビたレンズを乗せてみました。カビの状態が分かりますね。。。
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この後、4枚のレンズをキッチン用の中性洗剤を使って掃除し流水で洗剤を洗い流します。表面にカビの跡も無く綺麗に成りました。


念の為、レンズが入っていた内部を薬局で買える無水エタノール(アルコール)を綿棒に湿らせて掃除しました。
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仕上げは乾燥させたレンズをメガネレンズ等に使う拭きシートに無水エタノール(アルコール)を湿らせて曇りの無いように綺麗に拭き取ります。さらに組立時は埃が付着しない様に、ホームセンターにも売っている「エアブロースプレー」を使いながら(換気に注意)慎重にレンズを組んでいきます。。。で完成。。。


lomo_lca-13.jpg     lomo_lca-12.jpg
貴重なロシアレンズ(MINITAR1)の復活です。ロシア製レンズは、生産にはかなりの手作業ラインだったらしく、お国の事情も複雑で民族性も影響してか品質が不安定でバラつき多く、結果として製品の出来栄え(偶然の写り)が個々に違う世界に一つの作品が生まれたようです。


また中国製レンズは、生産ラインが有る程度統一に成っている為、個体差は余り無く安定しているらしいです。

LC-Aとしての写りかたはどちらもほぼ一緒なので生産国で比較するのは一般人には微妙です。要はユーザーにこだわりが有るか無いか・・・と言う事でしょうか。。。僕は「偶然の写り」が好きです。


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2010.05.27 Thu l クラカメ l コメント (0) トラックバック (0) l top

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