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以前、洗濯物と一緒にジャブジャブしてしまったnano…急いでドライヤーで乾燥させてみたけど、電源も入らず壊れてしまいました。水没の場合、メーカー保障外なので実費修理を頼むと高額に成るそうです。まれにドライヤーなどでバッチリ乾燥させれば、生き返る物も有るようですが私のは完全に死んでしまいました。
nano-j-1.jpg
このまま捨てるのも勿体無いし、手元に別の部品取りとして保持してある同世代のnanoと旨く組み直して使えないものか、実験してみる事にしました。
※素人作業の実験なので、この記事を参考に分解や改造等による
全ての結果において責任は取れませんので必ず「自己責任」でお願いします。



まずは、筐体の分解ですが、このnanoはクラッシックと違い非常に開け難いです。開けた場合ストッパーの爪など破損や変形、傷などのリスクは高いと思いますので、「自分には無理かなぁ」と感じたら止めたほうがいいと思います。
nano-j-2.jpg
分解方法に関してはネット検索で沢山紹介されていますので、ここではあえて詳しく紹介しません。


分解できたら、基板を固定しているビスを全て外しますが、各場所のビスは長さが違ったりするので、ちゃんと記録しといたほうが良いでしょう。。
nano-j-3.jpg
ビスを外したら、小さなフラットケーブルを止めているストッパー(茶色)をピンセット等で跳ね上げケーブルを抜きます。


抜いたら、慎重に基板を持ち上げ隙間をみます。
nano-j-4.jpg
隙間には、基板と液晶がフラットケーブルで繋がっているので、これもストッパー(茶色)をピンセット等で跳ね上げケーブルを抜きます。


水没したバッテリーは、銀紙に詰まれたガムの様に柔らかく成っているので、これは新しく市販品の同等バッテリーと交換します。
nano-j-5.jpg
しかし、交換には他のiPodのバッテリーと違い接続コネクターではなく、基盤に直接ハンダ付けされています。


配線の根元に塗ってある黒いシリコンみたいなのを剥がして、3本の線をハンダゴテで抜き取ります。
nano-j-6.jpg
抜いたら、基板の配線する穴に詰まっているハンダをソルダーウィック(半田吸取り線)を使って除去します。


さて、今回一番問題なのは基板上にあるこの↓小さく薄っぺらいフラットパッーケージの腐食です。
nano-j-7.jpg
画像で確認取れると思いますが↑、パッケージのリードの一部がが水没時にショートしてか、溶けて根元から無くなっているのと、その周りが腐食し、青錆びが発生している事…こういった部品が壊れているとか調べる知識が無いけど、素人感覚だとどう見ても駄目でしょう。


無謀にも外してしまおう!
もう一つのジャンク基板のパッケージは綺麗だったので、試しに交換してみます。
nano-j-8.jpg
意外とすんなり外せました。外し方は秘密ですよ。。。


もう一つの綺麗なパッケージを外し付け替えてみました。
nano-j-9.jpg
リード線自体小さく短くて、さらにリードとのピッチが狭い為、極細のハンダゴテと半田線を使用。
ルーペで何度か確認しながらの作業でした。


パッケージが付け終わったら、バッテリーの交換です。

以前iPod 第3世代の時も購入した楽天ショップの乳製品専門店マミーショップで買いました。このiPodnano 3rd(第3世代)バッテリーは、容量が400mAhもあり純正品より多く長持ちします。値段も1,630円と安いです。


新しいバッテリーのリード線3本を基板の穴に入れてハンダ付け
※3色の配線場所を間違えないように気をつけましょう。
nano-j-10.jpg
ハンダ付けしたら、基板裏側に出たリード線の余り部分をニッパー等で切っておきましょう。


この2個のジャンク品は、水没だけでなく他にも故障箇所が有るので、無事な部分を旨く使って組み立てます。
nano-j-11.jpg
タッチホイールもクリック感のマシなほうと取り替えました。


動作確認の為、仮組をします。
nano-j-12.jpg
フラットケーブルを真っ直ぐに挿して、いよいよ電源を入れます。


強制再起動を2回ほど繰り返してみると…リンゴマークが…
nano-j-13.jpg
運が良かったのか、無事起動しました。曲もそのまま残っていたしラッキーでした。
※今回の修理はたまたま運が良かったのでしょう、故障原因については、その状況などによって多様に存在する事なのでこの方法が正解とか無いでしょう。素人作業なのでホビーの一環としてみて下さい。


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2009.10.07 Wed l iPod & iPhone & 中華ガジェット l コメント (6) トラックバック (0) l top

コメント

No title
はじめまして!
私もipod nanoの第3世代を分解して修理するのが好きな人です。たまたまこの日記を見つけましたのでコメントさせていただきます。
日記を拝見してCPUを上手く外してましたが、上手ですね。リード線とか曲がらなかったですか?

現在CPUの剥がし方をどうやってすればいいか思案している所です。

本当は秘密の所が知りたいのですが(;´∀`)
2010.02.04 Thu l taka. URL l 編集
Re: No title
こんにちわ。takaさん

はじめまして。コメントありがとうございました。。。
それでは、外し方を教えちゃいましょう!っとその前にこれらの作業は、可也リスクを伴いますのでご了承下さい。私の場合は電子部品の組立などが本職ですので・・・。

1.取外したい部品の周りにマスキングテープを3~5枚ほど重ねて保護します。特にチップ部品には気を付けて厚めに隙間の無いように保護して下さい。(作業台は熱の影響が無いもので・・・)
2.ヒーターガン(工業用熱風器)にオプションの局部的に加熱する時に使用するノズルを付けます。(一番径の小さいもの) 参考としてhttp://wrap.hakko.com/products/heatinggun/option.html#a-option
3.取外したい部品のリード1本を金属製の極細ピンセットで摘んでおく。
4.部品のリード近辺全体を円を書くようにヒーターガンで熱します。(ノズル先端が部品に近すぎると熱風でマスキング下の部品が飛ぶ恐れが有ります。)
5.ハンダが溶けてきますので、火傷に注意しながらそのままピンセットで持ち上げると簡単に外せます。(部品を熱し過ぎると部品によっては破裂しますので注意して下さい。)
6.基板が手で触れるぐらいの温度まで下がったらマスキングテープを剥して、残った半田をソルダーウィックで吸い取ってください。(ソルダーウィックはできるだけ線材の細い物を使ってください。あとパターン自体が弱っていますので慎重に・・・)

私の場合は、こんな風に作業しています。ハンダが溶ける温度の熱風が出ますので充分気を付けて下さい。まずは要らない基板で練習したほうがよいです。。。
2010.02.04 Thu l つぐつぐ. URL l 編集
No title
早速のコメントありがとうございます。
うちの会社にもヒーターガンがあるみたいなので、もしCPUを剥がす機会があればやってみたいと思います。
周りの部品にはマスキングすればいいのですね。
思いつきませんでした。

更新を楽しみにしております。

あと、色がブラックとグリーン?では同じ8ギガですが、itunesにつないだ時に出るipod nanoのシリアル番号の書いた情報はどうなっていましたか?
生きてる8ギガのグリーンのCPUを使った訳ですよね?
もしかして、グリーンの情報になってるのでは?なっていないとしたらおそらくフラッシュメモリに情報が格納されてて、そこから読みにいってるかもしれないですが。
2010.02.04 Thu l taka. URL l 編集
Re: No title
すみません。。。現在このnanoは、売却したので手元に無くシリアル番号の情報?がどうなっていたか不明ですが、nanoのCPUは2種類あって、今回交換した(338S0408)はFirewire(IEEE1394)やパワーマネジメン(電力制御)などのデバイスIOコントローラチップだそうです。因みにもう1つのCPU(337S3473 8702)はARMと書いてあるので、ARMプロセッサでしょう。なのでもしかしたらフラッシュメモリに情報が格納されているかも知れませんね。。。
話は少し違いますが、以前(だいぶ前)ゲームセンター(業務用)の某メーカーの脱着式の基板ですが、CPUやゲームソフトを記憶するカードとは別に基板のシリアル番号に合わせ個々のフラッシュメモリーに情報を書き込んだ記憶がありました。参考に成らなくてすみません。
2010.02.05 Fri l つぐつぐ. URL l 編集
No title
とても勉強になります。2種類のCPUがあるのですね。
あの手のCPUは部品を取ってもハンダするのも一苦労ですね。本当に極細のコテを使わなきゃだめそうです。
そう考えると、つぐつぐさんはすごい腕の持ち主ですよ!
あと、話は変わって知恵をお借りしたいのですが、PCに繋げても認識しないという症状はコネクタに問題があるのでしょうか?CPUが原因なのかな?と思っていたのですが、CPUのリード線もしっかりハンダされてそうですし、物理的な損傷も見受けられないんですが。

キレイな基盤に限って電気も入らず、PCの認識もしないというのがよくあります。

まったくipodの部品は小さすぎて部品が壊れてることの特定が非常に難しいものです。
2010.02.08 Mon l taka. URL l 編集
Re: No title
こんにちわ。takaさん

最近の基板は表面実装(機械打)が多いので、手作業の修理は可也厳しいですね。。。
メーカー修理に出しても基板ごと交換や本体まるまる交換なんていうのも普通に成ってきましたし。
その方が、修理に掛かる時間とコストもそうかも知れませんが、手作業の技術では無理にちかいと思いますね。。。

あと問題のPCに繋げても認識しないという症状に関しては、素人の私では問題に関して色々な要因があるのでコレッとは言えませんが・・・私の経験の一つとして分解時に起こり易い問題点は液晶とメモリーの間に液晶の金枠を止める為に基板に2箇所穴が開いていますが特にこの辺りは重要部品が有るのに基板強度が非常に弱いです。例えばビスを外したり液晶を剥そうとしたりちょっとした負荷が基板に掛かって反ったりすると断線、チップの欠け、リードのハンダ離剥なども考えられ、どれも肉眼での検査は無理なので20倍以上のルーペや顕微鏡でないと厳しいでしょう。。。または基板の層(基板の横の断面を見ると判ると思います。)にも配線されているので内部断線したとも考えられます。でも部品自体に問題がある可能性もありますよね。。。

takaさんのおっしゃるとおり、精密部品が壊れてる事を特定するのは非常に難しいです。
直ればラッキーな感じです。。。
2010.02.08 Mon l つぐつぐ. URL l 編集

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